ブレンドツールの超基本!ブレンドをきれいに作るための見落とされがちな3つのコツ!

Illustratorのブレンドツールを使った3D表現などは様々なところで紹介されておりますが、ブレンドツールきれいに表示するためのベーシックな部分は見かけたことがなかったのでまとめてみました。

パスの始点と終点

パスには始点と終点、つまり方向があります。
方向が逆だときれいに表示できないため方向を揃えましょう。

パスの方向はメニューバーのオブジェクト/パス/パスの方向反転で変えられます。

アンカーポイントの数

アンカーポイントの数を揃えることできれいに表示できます。
上記の図ではアンカーポイントが4つと3つなのでがたついて見えますが、3つと3つでブレンドを行うときれいに表示できます。

または上記のように4つと4つでブレンドを行うのもありです。

レイヤーの順番

3つ以上の線を一気にブレンドすると分かりやすいのですが、ブレンドの順番はレイヤー構造に依存します。

上記の図(左)は、レイヤー構造が下から青・ピンク・オレンジとなっているため、右にあるピンクを経由してオレンジに向かっています。

上記の図(右)はレイヤー構造が下から青・オレンジ・ピンクとなっているため、レイヤー構造通り青→オレンジ→ピンクの順にブレンドします。

ブレンドツールを使った参考動画

こちらの動画で行っている「R」は上記すべてを使って調整しているので合わせてご覧ください。

コネクリ

ウェブデザイナーとしてキャリアをスタートして、スマートフォンの台頭によりUI/UX・ゲームデザインを担当、現在はインハウス寄りのアートディレクター兼デザイナー。
社内外のディレクション・ワイヤー設計・デザイン・コーディングを行う。
自社、受託ともにウェブ・アプリ・グラフィック・ゲームの実績多数。

個人サイトTwitterYouTubeにてPhotoshopとIllustratorの作例を発信中!

個人としての仕事は、動画制作『【アーティストに学ぶ】#33 Adobe Illustrator iPad版 xコネクリ – アドビ公式』、オンラインセミナー『朝までイラレ』『朝までフォトショ』、著書『フォトショ 魔法のデザイン』(ソーテック社/共著)など。

詳しくはWorkにてご覧ください。

また、お仕事等のご依頼はContactよりご連絡くださいませ。

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