
Illustratorでダークな六角形のパターンをブレンドツールを使って作成するスピードアートです。
Twitterで3D効果にもブレンドをかけられることを知り、他の効果にもブレンドが適用されるのか試してみたのがこの動画を作成したきっかけです。
結果として他の効果にもブレンドを掛けられることが確認したので他にもアイディア次第で面白い応用ができそうです!
制作の流れ
エンボスのような加工の主な工程は、
- 六角形の塗りにスタイライズ/光彩(内側)
→描画モード:オーバーレイ、不透明度50%、ぼかし2px、境界線 - パスの変形/変形
→移動:水平・垂直ともに-2px - 新規塗りを先ほどの塗りの上に追加して、塗りを白
- 新規塗りにスタイライズ/光彩(内側)
→描画モード:乗算、不透明度30%、ぼかし2px、境界線 - 新規塗りにパスの変形/変形
→移動:水平・垂直ともに2px 6.新規塗りを乗算
となります。
制作ポイント
効果を使ったブレンド
片方の六角形をグラデと光彩(内側)を使ってエンボスのようなイメージで作成し、もう片方の六角形のアピアランスをなくしてブレンド→拡張を行い、各オブジェクトの効果と変形の値を確認したところ、効果にも適用されておりました。
ベベルとエンボスのような表現
色々方法があるようなのですが一番イメージに近づけたのでこちらの方法を参考にしました。
https://togetter.com/li/474889

ウェブデザイナーとしてキャリアをスタートして、スマートフォンの台頭によりUI/UX・ゲームデザインを担当、現在はインハウス寄りのアートディレクター兼デザイナー。
社内外のディレクション・ワイヤー設計・デザイン・コーディングを行う。
自社、受託ともにウェブ・アプリ・グラフィック・ゲームの実績多数。
本サイトやX、YouTube、Instagram、TikTokなどの各種SNSにてPhotoshop、Illustrator、Fireflyの作例を発信中!
個人としての仕事は、動画制作『【アーティストに学ぶ】#33 – アドビ公式』、オンラインセミナー『朝までイラレ』『朝までフォトショ』、著書『デザインの仕事がもっとはかどるAdobe Firefly活用テクニック50』(インプレス)など。
詳しくはWorkにてご覧ください。
また、お仕事等のご依頼はContactよりご連絡くださいませ。
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