PhotoshopのCaptureアプリ内拡張機能を使って写真を簡単にイラスト調に変換します。
先日「アーティストに学ぶ」でAdobe Captureを使った動画を作成しましたが、デスクトップ版Photoshopのアプリ内拡張でもシェイプ化できるのでその方法となります。
リソース
制作の流れ
主な工程としては、
- [CCライブラリ]パネルの[+]から[画像から抽出]を選択
- [画像から抽出]ダイアログの[シェイプ]を選択
→ディテールの調整
→消しゴムで不要部分の削除
→[CCライブラリに保存]を選択 - [CCライブラリ]にシェイプが追加されるのでIllustratorを開いて配置
となります。
制作ポイント
切り抜き
今回消しゴムで消しましたがPhotoshopなので写真によっては[被写体を選択]などで背景を削除してから行うと楽だったりします。
Adobe Captureアプリとの比較
- スマホやタブレットのAdobe Captureアプリの方がより精細なシェイプ化が可能です。
→デスクトップ版Photoshopはスムージングがかかっている印象。 - デスクトップ版Photoshopは消しゴム操作は戻る(Mac:⌘+Z/Win:Ctrl+Z)ことができません。
→Adobe Captureアプリだと戻れます。 - 消しゴムの見た目が丸いのですが実際は四角く消えていくので少し作業しづらいです。
Adobe Captureを使ったシェイプ化
Adobe Captureを使ったシェイプ化の方法を「アーティストで学ぶ」にて動画を作成しているので合わせてご覧ください。
ウェブデザイナーとしてキャリアをスタートして、スマートフォンの台頭によりUI/UX・ゲームデザインを担当、現在はインハウス寄りのアートディレクター兼デザイナー。
社内外のディレクション・ワイヤー設計・デザイン・コーディングを行う。
自社、受託ともにウェブ・アプリ・グラフィック・ゲームの実績多数。
個人サイトやTwitter、YouTubeにてPhotoshopとIllustratorの作例を発信中!
個人としての仕事は、動画制作『【アーティストに学ぶ】#33 Adobe Illustrator iPad版 xコネクリ – アドビ公式』、オンラインセミナー『朝までイラレ』『朝までフォトショ』、著書『デザインの仕事がもっとはかどるAdobe Firefly活用テクニック50』(インプレス)など。
詳しくはWorkにてご覧ください。
また、お仕事等のご依頼はContactよりご連絡くださいませ。
おすすめ書籍
PhotoshopやIllustratorの使い方についての書籍ではありませんが、イラストを主軸に活動している方は元よりデザインに関わるすべての方におすすめできる書籍です。
どちらかというと中~上級者向けの書籍で、光が色に及ぼす影響や配色の理論から技術的なテクニックまで根本から学べます。
私はディレクションすることも多々あり、今まで感覚的に伝えていた部分の言語化に大いに役立てることができました。