Photoshopのパターンプレビューを使って超簡単にシームレスパターンの作成を行います。
以前はこのようなパターンを作成する際は上下左右のオブジェクトをピクセル単位で合わせる必要があったのでめちゃめちゃ簡単になりました。
使用感はIllustratorのパターンとほぼ同じですが、Illustratorのパターンと比較するとタイルの種類(レンガやオフセット等)など配置の設定項目がないのが惜しいです。
パターン化するにあたり、より細かく配置の設定を行いたい場合はIllustratorの方が良いかもしれませんが、Photoshopで行うメリットは画像加工を同時に行えることにあるので布地に花柄があるデザインにしました。
パターンプレビューでパターンを作成して、花柄の生地を作成する一連の流れが分かる動画となっておりますのでぜひご覧ください。
CONTENTS
リソース
制作の流れ
主な工程としては、
シームレスパターンの作成
- 花のイラストを配置
- 表示/パターンプレビューでシームレスパターンを作成
- 編集/パターンを定義でパターンを登録
花柄の生地の作成
- 布テクスチャの上レイヤーに調整レイヤーで花のパターンを配置
- 花のパターンレイヤーを乗算
- 布テクスチャをグラデーションマップで色変更
となります。
制作ポイント
動画内のグラデーションマップの設定値
0% #a9997a
20% #efe9d0
40% #ffffff
Photoshopのパターンプレビューを使ったシームレステクスチャの作成
パターンプレビューを使ってテクスチャをシームレスにする動画を作成したので合わせてご覧ください。
Illustratorでのパターンの作成
Illustratorでのパターン作成は過去にいくつか動画にしておりますが、Photoshopでのパターン作成との比較はこちらの動画が分かりやすいと思うので合わせてご覧ください
ウェブデザイナーとしてキャリアをスタートして、スマートフォンの台頭によりUI/UX・ゲームデザインを担当、現在はインハウス寄りのアートディレクター兼デザイナー。
社内外のディレクション・ワイヤー設計・デザイン・コーディングを行う。
自社、受託ともにウェブ・アプリ・グラフィック・ゲームの実績多数。
本サイトやX、YouTube、Instagram、TikTokなどの各種SNSにてPhotoshop、Illustrator、Fireflyの作例を発信中!
個人としての仕事は、動画制作『【アーティストに学ぶ】#33 – アドビ公式』、オンラインセミナー『朝までイラレ』『朝までフォトショ』、著書『デザインの仕事がもっとはかどるAdobe Firefly活用テクニック50』(インプレス)など。
詳しくはWorkにてご覧ください。
また、お仕事等のご依頼はContactよりご連絡くださいませ。
おすすめ書籍
PhotoshopやIllustratorの使い方についての書籍ではありませんが、イラストを主軸に活動している方は元よりデザインに関わるすべての方におすすめできる書籍です。
どちらかというと中~上級者向けの書籍で、光が色に及ぼす影響や配色の理論から技術的なテクニックまで根本から学べます。
私はディレクションすることも多々あり、今まで感覚的に伝えていた部分の言語化に大いに役立てることができました。