Photoshopでパターンオブジェクトをランダムな配置で塗りつぶすスピードアートです。
面白い機能なのですが惜しいのは調整レイヤーでは現状できないので、ラスタライズされたデータでしか作れません。
調整レイヤーのパターンで行えたら最高なのですが…
ただ塗りつぶしパターンが非常に多くプリセットされていてランダムな塗りつぶしなどはすぐにでも活用できるほど便利なのでぜひご覧ください。
制作の流れ
主な工程としては、
- 塗りつぶしたいオブジェクトをパターン化
→編集/パターンを定義 - 新規レイヤーを作成して、編集/塗りつぶし
→内容:パターン、スクリプトにチェックを入れて塗りの種類を選択
となります。
制作ポイント
ランダムな塗り
主に使っているのはランダムな塗りですが、こちらは設定した数値が同じでも毎回結果が異なります。
ベストな配置を得るために同じ手順を繰り返すのが億劫なので、10000(px)x10000(px)など大きいカンバスサイズで塗りつぶして良い感じの場所をトリミングして使っております。
猫のステッカー
今回の作例で使用した猫のステッカーはIllustratorで作成したものなので合わせてご覧ください。
ウェブデザイナーとしてキャリアをスタートして、スマートフォンの台頭によりUI/UX・ゲームデザインを担当、現在はインハウス寄りのアートディレクター兼デザイナー。
社内外のディレクション・ワイヤー設計・デザイン・コーディングを行う。
自社、受託ともにウェブ・アプリ・グラフィック・ゲームの実績多数。
個人サイトやTwitter、YouTubeにてPhotoshopとIllustratorの作例を発信中!
個人としての仕事は、動画制作『【アーティストに学ぶ】#33 Adobe Illustrator iPad版 xコネクリ – アドビ公式』、オンラインセミナー『朝までイラレ』『朝までフォトショ』、著書『デザインの仕事がもっとはかどるAdobe Firefly活用テクニック50』(インプレス)など。
詳しくはWorkにてご覧ください。
また、お仕事等のご依頼はContactよりご連絡くださいませ。
おすすめ書籍
PhotoshopやIllustratorの使い方についての書籍ではありませんが、イラストを主軸に活動している方は元よりデザインに関わるすべての方におすすめできる書籍です。
どちらかというと中~上級者向けの書籍で、光が色に及ぼす影響や配色の理論から技術的なテクニックまで根本から学べます。
私はディレクションすることも多々あり、今まで感覚的に伝えていた部分の言語化に大いに役立てることができました。