Illustratorでふわふわした柔らかい印象の背景を作成します。
以前作成した羽根のアイキャッチを作成していきます。
下地はフリーグラデーション、玉ボケはシンボル、バックに舞う羽根は散布ブラシを使います。
このような柔らかい印象の背景はグラフィックやゲーム制作で大変重宝するためぜひご覧ください。
制作の流れ
主な工程としては、
- 左上に光源があるイメージでフリーグラデーションで下地
→左上:R/230 G/230 B/230
→右上:R/220 G/210 B/200
→中央:R/190 G/180 B/170
→左下:R/160 G/140 B/120
→右下:R/130 G/110 B/100 - 玉ボケ用のシンボルを作成
→色はグラデもべたもすべて白(R/255 G/255 B/255)
→light_01(100px x 100px)
種類:円形グラデーション
グラデーション(不透明度 位置):100% 0%、0% 100%
→light_02(100px x 100px)
種類:円形グラデーション
グラデーション(透明度 位置):0% 0%、100% 50%、0% 100%
→light_03(100px x 100px)
種類:円形グラデーション
グラデーション(不透明度 位置):50% 0%、100% 80%、0% 100%
→light_04(20px x 20px) - [シンボルスプレーツール]と[シンボルリサイズツール]で玉ボケの作成
→シンボルセットごとにレイヤーを分け、light_04は2セット作成
→light_01:不透明度 20%
→light_02:不透明度 20%
→light_03:不透明度 20%
→light_04:不透明度 50%
→light_04:不透明度 80% - アートブラシで羽根の作成
- 羽根を散布ブラシに登録
→サイズ:ランダム 20% 50%
間隔:ランダム 50% 100%
散布:固定 0%
回転:ランダム -180° 180° - 舞う羽根を配置
→2レイヤーに分けて遠近感
→上のレイヤーをぼかし(ガウス):10px、下のレイヤーをぼかし(ガウス):20px - シンボルで作成した利点のデモ
→light_04を玉からクロスハッチに変更
となります。
制作ポイント
羽の作り方
羽の作り方について解説しているのであわせてご覧ください。
ウェブデザイナーとしてキャリアをスタートして、スマートフォンの台頭によりUI/UX・ゲームデザインを担当、現在はインハウス寄りのアートディレクター兼デザイナー。
社内外のディレクション・ワイヤー設計・デザイン・コーディングを行う。
自社、受託ともにウェブ・アプリ・グラフィック・ゲームの実績多数。
個人サイトやTwitter、YouTubeにてPhotoshopとIllustratorの作例を発信中!
個人としての仕事は、動画制作『【アーティストに学ぶ】#33 Adobe Illustrator iPad版 xコネクリ – アドビ公式』、オンラインセミナー『朝までイラレ』『朝までフォトショ』、著書『デザインの仕事がもっとはかどるAdobe Firefly活用テクニック50』(インプレス)など。
詳しくはWorkにてご覧ください。
また、お仕事等のご依頼はContactよりご連絡くださいませ。
おすすめ書籍
PhotoshopやIllustratorの使い方についての書籍ではありませんが、イラストを主軸に活動している方は元よりデザインに関わるすべての方におすすめできる書籍です。
どちらかというと中~上級者向けの書籍で、光が色に及ぼす影響や配色の理論から技術的なテクニックまで根本から学べます。
私はディレクションすることも多々あり、今まで感覚的に伝えていた部分の言語化に大いに役立てることができました。