
Photoshopで浮いているような加工(エンボス加工)を行うスピードアートです。
前回のデボス加工同様、こちらもテクスチャ背景と相性が良い加工ですね。
高さ(厚み)を出さない場合はベベルとエンボスのピローエンボスでも良い感じのものができますが、今回は高さが欲しかったのでベベル(内側)とベベル(外側)のレイヤーを分けております。
リソース
制作の流れ
主な工程としては、
- オブジェクト(今回は鹿のイラストとテキスト)をグループ化
- グループの塗りを0%に
- グループに対してレイヤースタイルを追加して浮いているような加工
→カラーオーバーレイ
→描画モード:オーバーレイ、#ffffff、不透明度10%
→ベベルとエンボス
→スタイル:ベベル(内側)、深さ:200%、方向:下へ、サイズ:4px、ソフト:0、角度:120°、高度:30°、ハイライトのモード:通常 #ffffff 50%、シャドウのモード:乗算 #b38d54 50%
→ドロップシャドウ
→描画モード:乗算、#b38d54、不透明度:100%、角度:120°、距離:6px、スプレッド:20%、サイズ:4px
→ドロップシャドウ
→描画モード:乗算、#7d5110、不透明度:100%、角度:120°、距離:10px、スプレッド:0、サイズ:20px
→ドロップシャドウ
→描画モード:乗算、#b08d59、不透明度:60%、角度:120°、距離:20px、スプレッド:0、サイズ:20px
→ドロップシャドウ
→描画モード:乗算、#b08d59、不透明度:40%、角度:120°、距離:30px、スプレッド:0、サイズ:20px
→ドロップシャドウ
→描画モード:乗算、#b08d59、不透明度:20%、角度:120°、距離:40px、スプレッド:0、サイズ:20px - グループを複製してベベルとエンボスで立体感を強調
→塗りは0%のまま
→ベベルとエンボス
→スタイル:ベベル(外側)、深さ:200%、方向:上へ、サイズ:10px、ソフト:0、角度:120°、高度:30°、ハイライトのモード:通常 #ffffff 50%、シャドウのモード:乗算 #b38d54 50%
となります。
制作ポイント
デボス加工
今回はエンボス加工を行いましたが、凹んでいるようにみせるデボス加工の動画を作成しているのでこちらも合わせてご覧ください。
鹿のイラスト
今回の鹿のイラストは以前動画にしたライオンとほぼ同じ描き方で作成しているので合わせてご覧ください。
おすすめ書籍
リンク
PhotoshopやIllustratorの使い方についての書籍ではありませんが、イラストを主軸に活動している方は元よりデザインに関わるすべての方におすすめできる書籍です。
どちらかというと中~上級者向けの書籍で、光が色に及ぼす影響や配色の理論から技術的なテクニックまで根本から学べます。
私はディレクションすることも多々あり、今まで感覚的に伝えていた部分の言語化に大いに役立てることができました。
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